武生国際作曲ワークショップ

第12回 武生国際作曲ワークショップ 受講生募集

世界から武生へ 武生から世界へ

作曲ワークショップ

音楽監督 : 細川 俊夫
開催期間 : 2012年9月2日(日) ~ 9月9日(日)  8日間

開催場所 : 越前市ギャラリー分館「石石(らく)」他
内   容 : 特別講師・講師によるレクチャー、若手作曲家の自作を語る、リスニング・セッション、ディスカッション、楽器についてのレクチャー、
         作曲の個人レッスン・公開レッスン(またはグループレッスン)、受講生作品の試演、リハーサル見学、コンサート、武生国際作曲賞と武生作曲賞の授与
特別講師 : 望月 京(作曲家)
         細川 俊夫 (作曲家、音楽監督)
講   師 : フランチェスコ・フィリデイ(作曲家、イタリア/在仏)
         伊藤 弘之 (作曲家)
招待作曲家: 馬場法子(日本/在仏、武生国際作曲賞2011受賞者)
         オレリアン・デュモン(フランス)
         マウロ・ランツァ(イタリア/在仏)
         川上 統(日本)
         金井 勇(日本)
         カスパー・クアフルト(ドイツ)
         武生作曲賞2012入選者3名
招待演奏家: ネクスト・マッシュルーム・プロモーション(アンサンブル)
         フェリックス・レングリ(フルート)
         赤坂智子(ビオラ)
         リューディガー・ボーン(指揮)
         中川賢一(ピアノ、指揮)
         鈴木俊哉(リコーダー)
         松村多嘉代(ハープ)
         山本純子(ピアノ)
         石川星太郎(ピアノ、指揮)
         太田真紀(メゾソプラノ)
         ほか
              (やむを得ない事情で出演者が変更になる場合もあります。)
通  訳  : 未定(英語、仏語)
受 講 生  : 定員20名で募集
特別講師と講師による作曲のレッスン(全日程参加者優先ですが一日参加者にも時間が許す範囲で対応します)をはじめ、期間中のすべてのレクチャーなどの受講とコンサートへの入場が可能です。(食事等の付く有料コンサートを除く。)また受講生にはすべてのリハーサルが公開されます。全日程参加者の希望者には5分以内の独奏曲(リコーダーまたはオーボエの試演*の機会も与えられます。*曲の一部分を取り出し音楽祭参加演奏家がそれを実際に音にしながらアドヴァイスを行います。自作の問題点や可能性を探るための試みで、曲全体を通す「演奏」の機会ではありません。試演を希望する方は8月10日(金)必着で楽譜を2部事務局までお送りください。
受 講 料  : 全日程参加 35,000円(期間中のすべてのレクチャー等の聴講、45分程度の作曲の  レッスン2回、すべてのコンサートの入場料を含む)
         一日参加 5,000円 (参加当日のすべてのレクチャー等の聴講とコンサート入場料を 含む。作曲レッスンは1回10,000円の別料金)

申し込み方法: 受講申込書(HPからダウンロードか事務局から郵送)に記入して下記、問い合せ先の音楽祭
事務局までご応募下さい。定員になり次第締め切ります。
お問い合わせ: 〒915-0832 福井県越前市高瀬2丁目3-3 越前市文化センター内
          武生国際音楽祭推進会議事務局
          電話:0778-23-5057 Fax:0778-21-1975
          宿泊斡旋、交通の便なども、お気軽にお問い合わせください。

申込書

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武生国際作曲ワークショップ申込書

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武生作曲賞2012 作品募集

世界から武生へ 武生から世界へ

武生作曲賞

第12回武生国際作曲ワークショップ(2012年9月2日~9日)「武生作曲賞2012」作品募集

《世界から武生へ 武生から世界へ》をテーマに、新しい音楽創造の場として始められた武生国際作曲ワークショップ(音楽監督:細川俊夫)では、今年も、21世紀の音楽界を切り開く新しい才能の発掘や斬新な音楽作品との出逢いを求めて、『武生作曲賞2012』応募作品を募集します。今年から国籍と居住地に関する応募資格の制限がなくなりました。たくさんの作品の応募をお待ちしています。

●応募資格:応募〆切日(2012年7月9日)の時点で満35歳以下のもの。国籍、居住地は問いません。

●募集作品:下記の楽器を使ったソロまたはデュオ作品で、演奏時間10分以内、未初演、未放送、未出版のもの。(デュオ作品の場合、楽器の組み合わせは自由ですが同一楽器の重複はできません。ピアノは連弾(1台のピアノによる)も可能です。エレクトロニクスなどの機材を使用する作品は除きます。

       オーボエ、ホルン、打楽器、ピアノ、ヴィオラ、コントラバス、リコーダー、尺八

備考: オーボエはイングリッシュホルン持ち替え可。ピアノは楽器を傷めない内部奏法は可。リコーダーはソプラニーノからグレートバスまで選択可。尺八のサイズは自由に選択可。

使用可能な打楽器は以下の通り。
  シロフォン(3オクターブ半の楽器1台)
  グロッケンシュピール(ペダルなしの楽器、1台)
  ティンパニ(26インチ、29インチ、32インチの楽器が各1台)
  ボンゴ(1台)
  コンガ(サイズの異なる楽器2台)
  トムトム(サイズの異なる楽器5台)
  スネアドラム(1台)
  大太鼓(中型の楽器1台)
  サスペンデッド・シンバル(サイズの異なる楽器3枚)
・以上の中から自由に選んで使うことが可能です。
・楽器をいためる可能性のある奏法は不可。

●応募〆切日:2012年7月9日(必着)
●応募方法: 製本されたスコア4部を下記事務局宛てに送付すること。(スコアは返却いたしません。)
         住所、氏名、生年月日、TEL/FAX/E-mailを別紙で添付してください。
●応募料:無料
●問い合わせ・作品送付先: 〒915-0832 福井県越前市高瀬二丁目3番3号 越前市文化センター 内
                  武生国際音楽祭(作曲ワークショップ)事務局
                  電話:0778-23-5057 Fax:0778-21-1975

●選考について
第一次審査(譜面審査)で3作品以内を「武生作曲賞2012入選作品」として選び、第12回武生国際作曲ワークショップ(2012年9月2日~9日、福井県越前市)の「新しい地平」コンサートで世界初演し、それをふまえた最終審査で『武生作曲賞』受賞作品を決定します(賞金10万円)[注1]。武生作曲賞の第一次審査(7月中旬)は、細川俊夫、望月京、伊藤弘之が行い、最終審査(9月のワークショップ期間内)では上記3氏にフランチェスコ・フィリデイが加わります。演奏は武生国際音楽祭2012に参加する内外のすぐれた演奏家たちが行います。入選作品の作曲家(3名以内)は、第12回武生国際作曲ワークショップに招待され(交通費[注2]、宿泊費を主催者が負担)、期間中のさまざまなレクチャーや作曲のレッスンなどに参加し、初演作品の練習・本番に立ちあう機会が与えられます。
注1 『武生作曲賞』とは別に、作曲ワークショップ期間内に初演された全ての作品(武生作曲賞の入選作品を含む)の中から『武生国際作曲賞』(賞金20万円)と、フランスのロワイヨモンにおける作曲の講習会「新しい声」への派遣作曲家も、あわせて決定されます。
注2 海外在住の方が選ばれた場合に主催者が負担する交通費は5万円(渡航費と国内交通費の合計)を上限とします。

●備考
・第一次審査の結果は7月末日までに応募者全員に通知いたします。
・演奏に際してパート譜が必要な場合は、作曲家本人がパート譜をすみやかに作製し提供していただくことになります。その際のパート譜作製費用及び送付料金は本人負担になります。
・応募作品が選考にもれた場合でもワークショップへの参加は可能です。受講は有料で、定員は20名です。受講を希望される方は、作品応募とは別に受講申し込みをしてください。早めの申し込みをお勧めいたします。受講についての詳細は、ワークショップ事務局までお問い合わせください。

武生作曲賞2012 第一次審査結果

国内外かたら応募いただいた全51作品について、音楽アドヴァイザーの細川俊夫氏、望月京氏、伊藤弘之氏に審査選考をお願いし、その結果下記3名の方の作品が選ばれました。

Ioannis Angelakis 「Eternelle, Inassouvie (II) 」 (viola and double bass)
横井佑未子 「リンクス・ハント」 (viola solo)
富田さやか 「天階」 (tenor-recorder and double bass)
(応募受付順)

入選作品の作曲家は「第12 回武生国際作曲ワークショップ」に招待され、期間中のレクチャー や作曲のレッスンなどに参加し、初演作品の練習・本番に立ち会う機会が与えられます。
また、これらの作品は、武生国際音楽祭 2012「新しい地平コンサート Ⅱ」(9月8日、16:30より)で世界初演され、最終的な順位と賞金が決定されます。最終選考は上記の3氏に講師のフランチェスコ・フィリデイ氏が加わり行う予定です。

今回の応募作品はレベルが高いものが多く、惜しくも入選作品には選ばれませんでしたが、以下の方々の作品も優れたものであったという講評を審査委員会からいただいています。
Aaron Einbond、山邊光二、黒田崇宏、Facundo Nicolas Llompart、佐原洸、山口恭子

受賞者決定

音楽祭期間中の最終選考の結果、以下の通り受賞者を決定しました。

武生国際作曲賞  オレリアン・デュモン「子守歌と塵」cl, vn, va, vc, pf and electr
武生国際作曲賞  カスパー・クアフルト「verschwelgen」bass-fl,bass-cl,vla,vc,hp
武生作曲賞     イオアニス・アンゲラキス「Eternelle, Inassouvie (II)」vla,double bass
新しい地平特別賞 多井智紀(チェロ奏者)